パークホームズ東陽町のCタイプのプラン図から読み取れる内容を設計者の目線から解説していきたいと思います。
私は東京の設計事務所で16年勤めている一級建築士です。
主に首都圏でマンション設計を行っております。
公式HPで出されているCタイププラン図をもとに解説していきたいと思います。
結論から先に言いますとCタイプは都心部に住みたい単身者、DINKSの方にはおすすめなプランだと思います。
北向き住戸となっておりますが、日中は会社で働いていると思いますので日当たりは最重要項目でないくて良いと思います。
専有面積33.33m2のコンパクトな面積に必要なを入れてﾀﾞｲﾆﾝｸﾞｷｯﾁﾝ8.0J、洋室5.0Jを実現している良い間取りだと思います。
壁の仕様について
乾式耐火間仕切り側にもふかし壁があるのでGOOD！
梁位置について
出典：パークホームズ東陽町HP
住戸内に柱型が入っているが左側は恐らく内臓梁となっており影響なし。
右側は乾式耐火間仕切りないので梁はないが、キッチンダクトルートとなっている可能性大。
収納スペースについて
SICがあるのは嬉しいポイント。トイレと洗面台の幅狭い収納が残念。
リネン庫の高さが床から天井まであって欲しいがどうでしょうか？
まとめ
Cタイプは33.33m2にコンパクトにまとまった良い住戸だと思います。
購入する際に悩むポイントしては、洋室とリビングが縦に並んでおり開口部が洋室にしかない点でしょうか？私も２年前に同じ間取りで竣工を迎えた物件を担当しましたが、体感した
感じ住むには問題ないと思いました。理由としては、働いていると日中はほぼ家にいませんし、3枚引き戸は基本オープンで使用すると思ったからです。
柱型が住戸内に入っておりますが隣戸間側の影響はさほどないと思います。
玄関入ってすぐの洗濯機置場が見えてしまうのがレイアウト的に気になりますが、そこは住み手の腕の見せどころでしょうか。
北向き住戸となっており洗濯物が乾きにくいですが、乾燥機付き洗濯機を活用していけば問題ないと思います。
不確定要素としてキッチンとUBの排気ルートがバルコニー側にきているか、廊下側にきているかで下り天井に影響が大きいので気になるところです。
一般的にはキッチン排気はバルコニー側にくることが多いので下り天井ができ、3枚引き戸が天井まで上がらない可能性が高いと予想されます。
通勤に便利な東陽町を利用でき、日々の買い物も徒歩圏内で済み、大きな公園が近くにあるので単身者・DINKSの方は快適に過ごすことができそうですね。
【メリット】
・１D KだがSICがある。
・専有面積が小さいがコンパクトにまとまっている。
・洗面台入って正面の洗面台は鏡がすぐにあるので空間が広く感じることができる。
・洗濯機置場の吊戸収納はないが奥にオープンカウンターがある。
【デメリット】
・トイレと洗面台の収納幅が小さいので収納力が落ちてしまっているところは残念です。
・ダイニングキッチンの８.０Jは通路部分も面積に含んでいるので実際は表記よりも狭く
感じると思います。
＊記載内容についきましてはプラン図から想定できるものを個人的な意見として記載しておりますので正確な詳細内容につきましては販売員さんにご確認お願いいたします。
