パークホームズ東陽町の78Qタイプのプラン図から読み取れる内容を設計者の目線から解説していきたいと思います。
私は東京の設計事務所で16年勤めている一級建築士です。
主に首都圏でマンション設計を行っております。
公式HPで出されている78Qタイププラン図をもとに解説していきたいと思います。
78Qタイプは都心への通勤の利便性を受けながら週末は東陽町の街を楽しむファミリーにおすすめなプランだと思います。3LDK+サービスルームなのでゆとりある生活ができます。
⭕️メリット
①サービスルームがある。
②リビング・ダイニングに大きな物入がある。
③WICが可動棚になっている。
④洗面室の扉が引戸になっている。
❌
⑤洋室は全てリビングからのアクセスになっておりプライバシー性が低い。
⑥洋室の形状が柱型の影響を受けており整形ではないので家具配置が難しい。
⑦洗濯機置場に吊り戸棚がない。
壁の仕様について
エレベーターシャフトが隣接していますがサービスルームを挟んでいるので音の心配はないよ。
梁位置について
洋室(3)部分に梁ができるので下り天井が出るよ。洋室(3)とサービスルーム以外は梁による影響は少ないよ。
収納スペースについて
WICの棚が可動棚になっているので使い勝手が良いと思うよ。
リビング・ダイニングの物入が大きいので収納が充実しているよ。
家具配置について
家具想定をするとこんな感じになるよ。洋室に柱型が出てくるので工夫は必要になるよ。サービスルームもデスクを置いて仕事部屋にできそうだね。
まとめ
78Qタイプのメリットは角住戸で高層階のプランです。
南東側が深川高校グラウンドなので抜けており、十分な日当たりが望めます。
南側の前建てが抜けているので開放感も得られます。
間取りについては洋室は洋室に柱型が出てくるので家具配置に工夫が必要だと思います。
家具想定をしてみましたので参考にしてみてください。家具を置いてみると意外と柱型が
気にならなく感じるのも不思議なものです。
収納については洋室(1)にWICがあり可動棚になっているため、使い勝手が向上しております。
共用物入の大きさも十分に確保されています。
下足入れについては一般的な大きさです。
リネン庫の奥行きも十分確保させております。
ただし、洗濯機置場の吊り戸収納がないのが残念な点です。
サービスルームについては物置にしてもよし。デスクを置いて仕事部屋や趣味部屋にするのにも良いと思います。
角住戸の宿命の構造フレームによる専有面積ロスは仕方がないと思います。
主には洋室(3)とサービスルームに出てくる柱型と梁型ですね。
東陽町の立地で都心アクセスの利便性を受けながら、日用品のお買い物も徒歩圏内で済ますことができ、週末の散歩・子育てには木場公園を徒歩で利用できる環境を手に入る点を総合的に考慮すると良い物件です。
*記載内容についきましてはプラン図から想定できるものを個人的な意見として記載しておりますので正確な詳細内容につきましては販売員さんにご確認お願いいたします。