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独身で分譲マンションを購入されることを検討されている方の大きな悩みとしては「どのマンションが自分に合っているか?」だと思います。そんな方に向けてどの観点で物件選びをしていけば良いかポイントを整理してみました。
一人暮らしで将来の資産形成を考えて分譲マンション購入を考えているけれどどれを購入したらいいか分からない。。。
いろいろな悩みがあるよね。マンション購入について一緒に考えてみよう。
・この記事を読んだ人はどんな部屋を選んだら良いかわかるようになります。
1. 物件を探す優先順位がわかるようになる。
2. 間取り選びのポイントがわかるようになる。
3. 参考間取りを見てより理解力が深まる。
不動産を所有するメリット・デメリットを知ろう
マンション購入を検討されている方はこのまま
不動産を購入することは不動産投資をしていることと同義だということを理解しましょう。そのため、物件選びの大きな観点としてはリセールバリューの高い物件を選ぶ。すなわち将来、値上がりしそうな物件を選ぶことが肝心になってきます。
賃貸にこのまま家賃を払ってしまうともったいないと感じてしまう。。。
まず、マンションを所有するメリット・デメリットを知っていこう。
メリット
・インフレの世の中になってきているので不動産を持っていると資産価値の維持・向上が期待できる。
・自分の気にいった間取りでペットを飼うことができる。
・大規模マンションだと生活の質の向上する共用部がある可能性がある。
・賃貸に比べると属性の高い人がいる可能性が高いので治安が良い。
・将来独身でも老後のすまいの不安を解消できる。
デメリット
・転売するのに時間がかかる。
・想定した価格より安くしか売れない場合がある。
・修繕費、管理費の負担が予想外に大きい場合がある。
・将来、結婚や家族数が増えた場合の変化に対応することが難しい。
・転勤などの勤務先の変化に対応できない。
物事にはよい面と悪い面があることを理解して選んでいくようにしましょう。
資産形成を視野に入れつつ自分好みの物件をどのように選んでいくかポイントを抑えていきましょう。
物件の選定基準について知ろう
- 駅近物件であること駅徒歩【5分以内】が目安
- 総戸数が少ないマンションよりも大規模マンションを選ぼう
- 価値ある間取りを選ぼう
- 将来を見据え二人暮らしができる間取りも検討してみよう
- かっこいい外観デザインかどうかは大事な要因です
- 将来賃貸貸しも想定し近隣の家賃相場も調べておこう
- キッチン横の動線が短い間取りを選ぼう
1. 駅近物件であること駅徒歩【5分以内】が目安
物件選びで最重要項目は駅からの立地です。単身用物件で想定すると駅まで徒歩5分が理想的で10分以内が許容範囲となってきます。理由としては、将来の資産性に大きな影響を与えるからです。主要駅までの時間や主要な路線への利便性。急行が止まるか各駅停車かも大切な要因となってきます。将来のライフステージの変化にも対応できるような物件選びをしましょう。
2. 総戸数が少ないマンションよりも大規模マンションを選ぼう
総戸数が少ないマンションだと管理費や修繕積立金が割高になってしまうので極力、大規模マンションを選ぶようにしましょう。また、大規模マンションだと充実した共用部がある場合があるので生活の満足度が上ります。
3. 価値ある間取りを選ぼう
立地が良くても間取りが良くないと日々の生活の質に影響します。また、売る際にも販売価格に影響が出てきますので良い間取りを選ぶようにしましょう。間取り選びのポイントは後ほど確認していきましょう。
4. 将来を見据え二人暮らしができる間取りも検討してみよう
将来、家族が増えたときにも対応できる間取りを選ぶようにしましょう。面積の目安としては55㎡以上のマンションが良いと思います。55㎡程度だと内法面積50㎡を超えてくると思いますので住宅ローン控除の対象となってくるところも確認しておきましょう。
5. かっこいい外観デザインかどうかは大事な要因です
見た目も大切ということでかっこいいデザインかどうかも確認しながら物件選びをしていきましょう。デザインがいいかどうか分からない場合は、デザイナーが入っている物件かどうか、設計事務所でいくとホシノアーキテクツ、SKM設計計画事務所がデザインしている物件は間違いなくかっこいいです。
6. 将来賃貸貸しも想定し近隣の家賃相場も調べておこう
急な転勤やライフステージの変化で将来、物件を賃貸に出すことも考慮し、周辺の賃貸価格相場を確認しておきましょう。自宅といえど不動産購入は投資の側面があるので周辺相場を確認しておくことは大切なことです。また、相場を知ることで候補物件を高値で買わされていないかも確認できます。
間取り記号の基本
まずはパンフレットに記載している一般的な記号の意味を理解しましょう。
間取りの一般的な記号内容を理解しよう
・LD:リビング ダイニング
・K:キッチン
・LDK:リビング・ダイニング・キッチン
・S:サービスルーム(納戸)*法的採光がない部屋
・R:部屋
・WIC:ウォークインクローゼット
・CL:クローゼット
・WC:トイレ
・UB:ユニットバス
・BR:ベッドルーム
・MBR:マスターベッドルーム
・ST:ストレージ
・PA:洗面
・PS:パイプスペース(共用配管あり)
・P:パイプスペース(専有部内のみ)
・MB:メーターボックス
・EV:エレベーター
・BAL:バルコニー
・RBAL:ルーフバルコニー
・TR:トランクルーム
理想的な間取りの選び方(1LDK編)
それでは部屋の間取りについて見て行きましょう。
- 柱が部屋内に入っていない間取りを選ぼう。
- 部屋の形が正方形のプランは選ばないようにしよう。
- 廊下が短いプランを選ぼう。
- トイレと洗面室は廊下から入るものを選ぼう。
- リビングと洋室は横並びになっているものを選ぼう。
- キッチン横の動線が短い間取りを選ぼう。
- 対面キッチンになっているプランを選ぼう。
1. 柱が部屋内に入っていない間取りを選ぼう。
専有面積は壁芯と柱芯をむすんだラインになっております。部屋側に柱型が出てくると使えない部分にお金を払っていることになるので選ぶのを避けたほうが良いです。とはいえ、完全に柱が入っていない間取りは少ないので、選ぶ順番としてはバルコニー側は柱が部屋側に入っていない、玄関側は柱が入っているくらいで選んでいくようにしましょう。
2. 部屋の形が正方形のプランは選ばないようにしよう。
正方形の部屋がだめな理由としては家具の配置がしにくいからです。色々な条件をクリアしていても部屋の使い勝手が悪いと困ってしまうので長方形の部屋になっているプランを選ぶようにしましょう。
3. 廊下が短いプランを選ぼう。
1LDKだと廊下に面積を取られてしまうとロスが大きくなってしまいますので廊下が短いプランを選ぶようにしましょう。ここで注意事項としては、リビングの畳数を大きく見せるためにリビングの扉が不自然に廊下側に寄ったプランは選ばないようにしましょう。通路部分が長いだけで家具を置くスペースが少ない間取りになっている可能性があります。
4. トイレと洗面室は廊下から入るものを選ぼう。
トイレと洗面室が廊下から入れるプランがベストですが、洗面室はプランによっては妥協してもいいと思います。洗面室とトイレが一体になっているプランは選ばないほうが良いです。
5. リビングと洋室は横並びになっているものを選ぼう。
リビングと洋室が縦に並んでいる間取りは洋室の扉を閉めると暗くなるので選ぶのを避けましょう。部屋が横にならんでいると両方の部屋から光が入ってくるので生活環境がより良くなります。また、横に並んでいるとウォールドアになっているプランが最近の主流なので、ひとり時間のときは扉を開放し部屋が一体となるので広く感じることができます。
6. キッチン横の通路スペースが小さい間取りを選ぼう。
キッチン横の通路に無駄のない間取りを選ぶようにしましょう。通過動線なので無駄に広いと面積をロスした間取りになっています。
7. 対面キッチンになっているプランを選ぼう。
キッチンが壁に向かってあると食器棚のレイアウトが難しい場合が多いです。また、見せたくないものがリビングから丸見えになってしまうので避けたほうが無難です。
すべての条件を満足するプランはなかなかないと思います。自分の理想を理解した上で優先順位をつけて選ぶようにしましょう。
マンション購入を検討されている方へ
老後に賃貸のまま貸してもらえるか心配。。。
将来後悔しないためにも購入できる年齢制限があることを理解しておくことも重要ですね。
「独身が家を買うと、『結婚を諦めた』『今後の人生の変化を考えていない』と思われがちかもしれません。ただ、実際に購入した独身女性のなかで、それほど決意を固めていた人はほぼいないと思います。いつか結婚したら、相手を私の家に呼んでもいいし、手放す必要があったら賃貸に出すか売ればいい。でも、マンションは何歳でも買えるものではなく、ローンや健康状態によって時期は限られます」
ダイヤモンド・オンライン
販売中の物件を見てみよう
選ぶポイントは分かったかけど、具体的な間取りがみたいな。
販売中の物件で間取りが良いものを選定してみました参考にしてみて下さい。
- イニシア調布ステーションサイト (間取り図 D2)
- パークタワー渋谷笹塚 (間取り図 45A)
- リビオ亀有ステーションプレミア (間取り図 B)
- ルピアシェリール東久留米 (間取り図 H)
イニシア調布ステーションサイト (間取り図 D2)
- 玄関アルコーブがしっかりとれている。
- 廊下面積が最小となっており間取り効率が良い。
- リビングと洋室が横並びなっていてウォールドアを開けた場合の一体感がある。
- シューズクロゼット、ウォークインクローゼットがあり収納力がある。
- 対面キッチンになっている。
- 洗面室の入口が引戸になっている。
- 洗面台の三面鏡が幅いっぱいではない。
- 洗面室にカウンターはあるがパントリーがない。
- トールスライドウォールの床部分にレールが出てくる。
- リビング入り口扉の先端が壁から少し出ている。
パークタワー渋谷笹塚 (間取り図 45A)
- アルコーブにプライベート感がある。
- トイレと洗面室が廊下からのアクセスになっている。
- 対面キッチンになっている。
- 廊下のクランクが多いので大きな家具を持っている方は搬入動線に注意が必要。
- サッシが二重サッシになっているので窓を開ける場合、多少不便。
- 隣戸壁が乾式壁のみでふかし壁がないので壁に穴等あけれない。
リビオ亀有ステーションプレミア (間取り図 B)
- トイレと洗面室が廊下アクセスとなっている。
- トイレに手洗いがついている。
- シューズインクローゼット・納戸・ウォークインクローゼットがあり収納が充実している。
- リビング・ダイニング・キッチンが縦長になっており家具配置に制限が出ている。
- リビング・ダイニング・キッチンが9.5Jとなっているがリビングの実有効面積が小さい。
- バルコニー側の柱型が部屋内に入ってきている。
ルピアシェリール東久留米 (間取り図 H)
- 壁式構造となっているので柱・梁がなく面積ロスがない。
- ベットルームと洗面室がウォークスループランになっており間取りに回遊性がある。
- トイレと洗面室が廊下アクセスになっている。
- リビングとベットルームの引戸が天井まで上がっているかどうか要確認。
- リビングとベットルームの引戸のWIC側の扉が単独で動くか要確認。
まとめ
マンション購入は、単に住まいを確保するだけでなく、将来の資産形成を考える上で非常に重要な選択です。この記事でご紹介したように、駅近物件や大規模マンションを選ぶことは、将来の資産価値の維持・向上に大きく寄与します。また、生活の質を高めるためには、間取りの選定も重要です。
1LDKの間取りを選ぶ際には、柱の配置、部屋の形、廊下の長さなど、日々の生活を快適にするポイントをしっかり確認しましょう。特にリビングと洋室が横並びになっているプランや対面キッチンなど、生活動線を意識した間取りが理想的です。しかし、完璧な間取りはないので優先順位をつけて決めていきましょう。
最終的には、自分のライフスタイルや将来の計画に合った物件を選ぶことが大切です。全ての条件を満たす物件は少ないかもしれませんが、優先順位を明確にすることで、満足のいくマンション選びができるはずです。